講習会報告
高速演算サーバ利用講習会
平成17年8月3(水)〜4日(木)の2日間,9月28(水)〜29日(木)の2日間,本学総合メディア基盤センター2階電算実習室において「高速演算サーバ(SR11000)利用講習会」が計2回開催されました。
SR11000は,それまでのSR8000に代わり,平成17年3月に学内共同利用高速演算サーバとして導入・運用されている並列計算機で,総演算性能は486.3GFROPS,総主メモリ256GBという,それまでのSR8000 の10倍以上の性能を誇っています。
本講習会,日立製作所に講師を依頼し,本学教職員・学生を対象としたもので,参加者は2日間で55名ほどになりました。
講習の主な内容は,SR11000の特徴の紹介,SR8000とSR11000の違い,高速化とプログラミング・自動並列化・スカラチューニング・Cプログラミングの高速化・プログラム移行についての説明,アプリケーションプログラム(分子動力学計算)の高速化と効果の紹介,などでした。
高速演算サーバについては,http://www.imit.chiba-u.jp/service/index.htmlに掲載しています。
統合メールシステム利用講習会
平成17年9月21日(水)14時から,総合校舎A号棟3階演習室において「統合メールシステム講習会が開催されました。この講習会は平成17年3月から運用が開始されている新しい統合メールシステムの利用方法に関する講習会であり,本学総合メディア基盤センター全へい東教授を講師として,本学教職員を対象としたものです。
当日は約80名ほどの教員・事務職員が参加しました。
本校集会を開催するに当たり,前もって参加希望者に対して,旧統合メールシステムの利用方法に関するアンケートが実施されました。統合メールシステムはメールソフトおよびWebブラウザのどちらでも利用できますが,アンケート結果により,Webブラウザで利用している参加者が多いことが見込まれていたので,Webブラウザに措ける操作方法を中心とした講習内容になりました。
講師から説明が一通り終えた後,参加者はそれぞれ自分で好きなように操作し,新統合メールシステムで新たに導入された迷惑メールフィルタの学習機能などの設定や,統合メールシステムを携帯電話などで操作できるようにするための設定を試してみたりしていました。
教育・研究用システム アプリケーションプログラム講習会
平成17年11月2日(水)および11月29・30日(火・水),総合メディア基盤センター2階,電算実習室2において「アプリケーションプログラム講習会」が開催されました。 この講習会は平成17年3月に更新された教育用システム端末上で利用可能なソフトウェアの利用方法に関するもので,当システムの積極的かつ円滑な利用の促進を図るため,日立製作所から講師を迎え,本学教職員および学生を対象として開催されました。
講習会は二部構成となっており,午前(9:00〜12:00)の部は,計算ソフト「Mathematica」に関する利用講習会で,主に初心者向けの講習内容となっていて,午後(14:00〜17:00)の部は統計解析ソフト「SPSS(Statistical Package for Social Science)に関する講習会で,
SPSSの操作方法に関する講習会となっていました。ソフトウェアのライセンス数の都合上,どちらの部も参加定員は25名というものでした。
▲伊勢崎センター長による挨拶と講習会の様子
情報関連授業担当教員説明会
平成18年3月10日,本学総合校舎A号館情報処理演算室2において,「情報関連授業担当教員説明会」が開催されました。この説明会は,これまでの本学情報処理教育のあり方を認識し,今後(平成18年度以降)の方針を理解していただくため,主に情報処理科目担当教員, 専門の情報科目担当教員を対象として,情報教育専門部会と総合メディア基盤センターが共同開催したものです。説明会では,最初に情報教育専門部会・白澤浩委員長によるあいさつの後,総合メディア基盤センター全へい東教授により,
・情報処理関連の授業に関係する委員会等の構成
・総合メディア基盤センターおよび附属図書館に設置されている教育用端末システムの現状
・履修登録システムなどの学内情報システム
・附属図書館による普遍教育科目・情報処理の授業支援
・学生指導の現状
に関する説明がありました。
さらに教科書編成委員会により執筆された普遍教育科目・情報処理のための新しい教科書が平成18年4月に発行されることを受け,情報教育専門部会・松元亮治委員により説明があり,また平成18年度の情報処理科目の時間割編成・再履修者の受入などについても解説されました。
新しい教科書は,普段私たちが利用している電子メールやWWWなどのコミュニケーションツールとしてのコンピュータ・ネットワークおよびそのしくみ,情報を収集してから整理・加工・分析さらに提示するまでのプロセス,
また情報に関する社会的・法律的・技術的な問題やそれでは解決できない倫理的な問題を,教科書編集委員会の各委員がまとめ,それらを集約したものです。説明会は約2時間にわたり,関係する科目の担当教員,図書館職員,科目のティーチングアシスタント(TA)など,合わせて50名が参加しました。
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